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す~さん

Author:す~さん
最近では本を読む時間が増え、
映画を見る時間が減少。
ブログも色々やってるのに
メインはここ。
どうか見てやってください。
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鷺と雪   ~北村 薫~

sagitoyuki.jpg

ベッキーさんと私の物語、第3幕。
これで終わりなのか・・・。

なんとなく小難しい感じもするけれど、
この物語の時代を考えると
そうそうあっけらかんとされても困るよなぁ、と。
このくらいの重さが必要なんだろうな。

相変わらずのベッキーさんの聡明さには頭が下がりますね。
この時代でなければ、
もっと活躍できるはずなのに、
やはりこの時代(第二次大戦前)では
女性の活躍には限りがあるのか・・・と。

最後は物悲しい形で終わりますが、
この時代、これから暗黒の日々へと突入していくことを
暗示させていて
胸に迫るものがありました・・。


姫君とバラの香り   ~桐生 操~

himegimi.jpg

ほっと文庫最後は桐生操さん。
小説かと思いきや、香りに関するエッセイでした。
古代からマリー・アントワネットの時代、そして源氏物語と
香りに関する薀蓄がちりばめられています。

この30ページそこらのエッセイに
膨大な参考資料が最後に付記されていて
なんとまぁ、とそちらの方に驚きました。

香り、って深いですね~。
色々勉強になりました。

で、入浴剤はバラの香り。
やはりバラは花でも香りでも女王なんでしょうね。

ラブ・ケミストリー   ~喜田 喜久~

loveckemistry.jpg

有機化学って何?
文系出身の自分はまずそこから?が頭に浮かんでました。
また難しい話なんだろうか、と思いながら読んでいったけれど、
内容はミステリーというより
ラブコメに近い内容で
化学の知識がなくても面白い。
(化学の知識があるとなおさら面白いんだろう、きっと)

恋をして、化学に関するある能力を失ってしまった主人公、藤村。
その藤村の能力を復活させたいある人物。
そしてそれに手を貸す異次元の人物、カロン。
さて、藤村の恋の行方は?
謎の人物とは?
謎の人物については、あの人?この人?って想像がわくんだけど、
途中で、間違いなくこいつだな、と分かってしまった。
が、最後のオチまでは読みきれなかった。
ゲイだと思ってたら・・・。
そうだったのか!!と。

主人公やカロン以外の登場人物も割りとキャラが立ってて
面白く仕上がってます。

このミス大賞の優秀賞だそうですが、
まずまず面白かったですよ。

オジいサン   ~京極 夏彦~

ojiisan.jpg

72歳6ヶ月の徳一さんの1週間。
何の変化もない。
日常が淡々と、いや、淡淡とじゃないけど、綴られている。
自分の今置かれている状況が
こんがらがりながら
時々あいまいになりながら
でも自分をしっかり持っている、そんな感じのおじいさんです。

自分も徳一さんと同じような境遇になってしまいそうな予感。
それがいいのか悪いのか、
わかんないけど、
徳一さんのように
一本筋の通った生き方をしなくては、と思いました。

地デジやら一人用の料理のことやら
隣近所との付き合いだとか、
うん、分かる分かるというとこが多くて、
すでに自分もいい「オジいサン」に
なっちゃってるんじゃないだろうか。
不安だ・・・。

グアテマラの弟   ~片桐 はいり~

guartemara.jpg

「わたしのマトカ」がフィンランド旅行を中心にした
エッセイだったのに対し、
こちらははいりさんの弟さんが住んでいる
グアテマラへの旅、そこでの滞在をまとめた
エッセイ集になっている。
グアテマラに住み着いた弟さんが一言すごいと思う。
その弟さんが解説を書いていて
思春期ころまではほとんど口を利かなかったという
二人の関係が
大人になるにつれ、ちゃんとその関係に
なっているのが、読んでいてなんだか暖かい気持ちになれる。

グアテマラの雄大な自然やおおらかな人々の話が
ちりばめられていて
ガイドブック的な一冊にもなっています。

はいりさん、
やっぱりいいっすね。


ちあき電脳探偵社   ~北森 鴻~

chiakidennou.jpg

桜町小学校に転校してきた鷹坂ちあきは、
サラサラ髪にえくぼがかわいい女の子。
でも、不思議な事件に遭遇すると大変身!
鋭い推理力とアクティブさで謎に挑んでいく。
同級生のコウスケと乃コンビで
様々な事件を解決していく。

小学3年生に掲載されていたものなので
文体も内容もそう難しいものではなく、
完全に小学生向けのミステリー(というほどでもないか・・・。)
ちょっと大人が読むには
幼すぎる内容でした。
でも小学生が読むには
なかなか面白く読めるんじゃないでしょうか。
いや、間違いなく夢中になりそうな短編集でした。

っていうか
北森さん亡くなっていたんですね。
名前だけは知っていましたが
これが初読みだったんです。
他の作品も読んでみようと思います。

こめぐら   ~倉知 淳~

komegura.jpg

続けて読んだ倉知淳短編集。
こちらは
コメディっぽい作品が多いのかな。

ブラジャー着用趣味の男たちを描いた
『Aカップの男たち』が面白かった。
まぁ、色んな性癖があるもんですね。
でも、やっぱりいつも着用するのは
結構厳しいかも。

『偏在』はその中でも一作だけミステリーというより
ホラーに近い話で異彩を放っていましたが
こういう話も嫌いではありません。

猫丸先輩の登場・・・って言っても初読みだから
それほど人気シリーズなのか、と興味深く読めました。

TBさせていただいたブログ
苗坊の徒然日記

なぎなた   ~倉知 淳~

naginata.jpg

初読みの作家さんです。
これは短編集。
同じく「こめぐら」という短編集も出ていますが、
こちらはシリアスな話が多いかな。
『闇ニ笑フ』が秀逸です。
結構面白かった。
短編集ということもあるので
あまり肩肘張らずに読めたのがよかったのかも。

次は
『こめぐら』です。

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