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す~さん

Author:す~さん
最近では本を読む時間が増え、
映画を見る時間が減少。
ブログも色々やってるのに
メインはここ。
どうか見てやってください。
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カソウスキの行方   ~津村 記久子~

kasousuki.jpg

なんか、カソウスキって東欧かロシアの人の名前?と
思いつつ読めば
仮想好きってことだったのか。

何の変化もない自分の生活に
変化をつけようと
会社の同僚を仮想で好きになったふりをする。
なかなか難しい女性の心理。
仮に好きになったふりをして
そこから何かが始まるのか?
何も始まらないのか。
誰かを仮に好きになってみようか。
でも、なぁ~。

結局何事もないまま、
左遷先の倉庫からもとの職場に戻り、
カソウスキの相手ともなんだか遠くなって
それでも
そんな生活に満足気味なのか。

なかなか不思議な読後感でした。

爆走!芸人ドライブ   ~玉澤 介~

geinin.jpg

一言で言うと
面白くなかった。
芸人がドライブしてるんじゃなくて、
ドライブしているうちに
芸人になろうと決めた若者たちの話。

話の展開が
あっち行ったりこっち行ったり、
最初から1本の筋があったんじゃなくて、
なんか途中からあれもこれも付け加えました、的な感じで
読むのが辛かった。

読みにくいのが一番問題かも。
特に難しい話でもないし、
難しい言葉を使うわけでもないのに
なぜか読み進めることが難しい1冊でした。

ロード&ゴー   ~日明 恩~

roadgo.jpg

救急車が乗っ取られた。
その目的は!?

結構早い段階で救急車がジャックされてしまったので
どんな展開で最後まで行ってしまうのか、と
ちょい不安にもなりましたけど、
ただのジャックではなく、
それにはちゃんとした目的があって
まぁ、とった手段は間違っているのかもしれないけど、
何となくジャック犯を責められない自分がいた。

救急のことや
病院というもの、
救命隊員や救急救命士や機関士、その他の
人たちの思いも伝わってくる作品でした。

しかし、この日本の救急における体制は
何とかならんもんやろうか?
そうでなければ
これからもこの犯人たちのような
思いをしていく人が増えていくんじゃないだろうか。

そう思うと
割りに怖い作品でもあったのかな、と思いましたね。

V.T.R   ~辻村 深月~

vtr.jpg

『スロウハイツの神様』に登場したチヨダコーキのデビュー作という
触れ込みの辻村さんの作品。
ハードボイルド系かと思いきや、
そうでもない。

エンディングもなんかあっけないような気もするし、
かんたんに結論付けました、って感じで
もう少しひねりがあってもというか、
盛り上がりがあっても
いいんじゃなかったのか。

『スロウハイツの神様』を読んでいるときから
思ったんだけど、
チヨダコーキの存在は
山田悠介とかぶる。
物語の設定とか
人がどんどん死んでいくとか、
ある一定の年齢を越すと読者が離れていくとか。

『スロウハイツの神様』は面白く読めたけど、
こちらは辻村作品としてではなく
チヨダコーキ作品として読むと
多分今後チヨダコーキ作品は読まないだろう。


スロウハイツの神様(上)(下)   ~辻村 深月~

slowheights1.jpgslowheights2.jpg

前半ちょっと退屈。
後半かなり面白く引き込まれた。

スロウハイツに集う
夢を追いかけながら成功した人間と
まだその夢にたどり着けず
それでも頑張ろうとしている人たち。
青春群像劇としてかなりいい感じの作品でしたね。

最後の方で前編に出ていたエピソードを
うまく決着つけてくれたし
あとコーキと環はどうなるんだろう?という
読者の妄想を書きたてる終わり方も良かったかな。

本当に仲の良い、でもべったりではなくて
言いたいことが言える関係。
なかなか難しいけど、
いいよね、こんな関係。

でも、スーだけは好きになれないな。


禁断のパンダ(上)(下)   ~拓未 司~

panda1.jpgpanda2.jpg

グルメミステリー?だと思って読んでみた。
途中、密輸の話しなんかも出てきて
パンダの肉を使って料理でもするのか!?
結末は・・・
いやぁ~、そうもってくるか!という驚愕と
最終的にはそういうところにも行き着くのかな、と納得してみたり。
しかし、描写がちょいグロイ感じだし、気持ち悪い。
料理の描写とか
本当においしそうだし、
なかなかいい本だなぁ~と読んでたのに、
後半は・・・

最後のシーン
まさか、主人公が!と思ったら
あ、そっちね、と肩透かし食らった感じだけど、
この最後の最後のシーンで
余計にグロさが目立ってしまった感じがした。

2度は読めないかな。
表紙がまだかわいらしい感じだっただけに
騙された!!って印象。
まぁ、面白くないわけではないし、
ただただ何も知らずに読むと
びっくりするかな。

淀川でバタフライ   ~たかの てるこ~

yodobutterfly.jpg

これはめちゃくちゃ面白かった。

電車の中とかでは読めない1作です。
ニヤニヤしてしまう面白さ。
これはぜひ読んでほしい。

本人もなんだけど、
彼女の母親や二人の祖母が
これまた彼女に輪をかけて面白い。
関西人だから?
何気に元気をもらえる1冊でした。

ガンジス川でバタフライも読まなくては。

魚神   ~千早 茜~

iogami.jpg

これまた耽美な世界が描かれてますね。
いつの時代か、分からない時代設定と場所の設定。
読み手の想像力によるところが大きいかな、と思った。
しかし、悪くはない。

女郎として生きる白亜の世を捨てたような
それでいてスケキヨという弟を求める情が
上手く描かれてるなぁ~と。
そしてスケキヨの怖さがあいまって
読後感は畏れともいえるような感情がわきあがった。





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