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Author:す〜さん
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僕たちは歩かない    〜古川 日出男〜

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う〜ん・・・
イマイチ・・・。
というか、結局何が言いたいのか、良く分かんない小説でした。
自分の理解力の乏しさに涙出そうです。

通常の東京と違い2時間多い東京で
僕ら料理人は出会った。
そこで2時間多いこっちの東京で腕を磨く。
あっちの東京での知り合いを見つけ、料理を振舞う。
あっちの東京で仲間が事故で亡くなった。
こっちの東京は冥界に繋がっているらしい。
地面に足をつけないで冥界までたどり着ければ
死んでしまった仲間に会える。

そして僕らは何人かの脱落者を出したけれど、
仲間に出会った。
しかし・・・。

そんな場所があったら
通常の世界より2時間多い場所に行けたら、
何をするだろう?

それだけそれだけを考えながら読んでた。
何ができる?何をする?そして自分はその世界で何を得られる?
そんなことを考えることが出来ただけでも
読んでよかったのかもしれない。

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まったり読書日記
本のある生活

ミツメテイタイ   〜長谷川 安宅〜

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ポプラ社小説大賞の優秀賞。

デパートの屋上のペットショップで働く常葉。
日々生産性のない自分の生活に焦りながら
それでも毎日を生きている。
大晦日も仕事。
寝正月を決めていると実家から電話がきて、知らない男から
年賀状が届いているのを知る。

その後、その男が大晦日にアルマジロを買って行った男で
幼い頃、同じ学校に通っていた男だと分かる。
その男が常葉に言った
『あなたが僕に言ってくれた言葉が、僕の心に染み入るように入ってきた。』
という言葉に戸惑いを隠せない常葉だったが・・・。

そして出張でタイへ出かけた常葉は
ある光景を目にし
幼い頃の悲しい記憶と向き合い、その過去を受け容れ、
みっともない自分を引き受けて生きていこう、と考え始める。
そして、あの同級生に言った言葉が思い出される。

『ずっと見つめていると、心がだんだん近づいてきて、
 とっても温かい気持ちになるねん。』

結局この物語は
常葉の心の変容を描いた物語だと思う。
辛い過去に目を向けないようにして
日々を怠惰に過ごし、
ありのままの自分を受け入れることもなかった常葉が
タイの自然に出会い、
自分の過去を見つめ直して、自分らしく生きていこうと
決意するまでのお話し。
そこに、読者が何を見出すか分からないけれど、
一人の女性の心の成長を描いた秀作だと思う。
個人的にはペットショップで働く姿を描いた第1部の方が
面白かったけど・・・。

TBさせていただいたブログ
ナナメモ

いつか王子駅で    〜堀江 敏幸〜

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路面電車の走る下町の生活。
ただ読むだけでは時代設定がいつなのか
よく分からなくなる作品でした。
ずいぶん昔のような話もするし、
よく読むと現代であることは間違いない。
しかし、途中途中で回想シーンがやたら出てくることと
古書の引用が多くて物語の中へ入り込むことが出来なかった。

と言うか、純文学に弱いと言うことを実感させられた作品でした。

初めて読む作家さんだったので
初作品の感想で今後読むかどうか決めるんですが、
今のところ次の作品に手を出そうと言う気がしてきません。

1文1文が長く自分にとっては非常に読みにくかったです。

淋しいおさかな    〜別役 実〜

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今から30年近く前に書かれた本です。
大人の童話、というか、
子どもにはまだ理解できないような
御伽噺です。

どれも不思議な、それでいて暖かく、
そして切ないお話しが22編収められています。

いしいしんじの『雪屋のロッスさん』と同じような系統かな〜と思います。
ただこちらの方が話は長いんですけどね。

お父さんは太陽になった     〜ひらた まどか〜

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職場の人から
『号泣するから読んでみて』と渡された本。
活字では号泣しない僕でしたが、
素直に本を借りました。
最近泣きすぎなので、あんまり泣きたくないんだけど・・・。
と思いつつ、
でも、活字では泣かないしなぁ〜・・・と思いつつ読んだ本。

実際に癌で亡くなった方の奥様が書いた本。
突然の手術から亡くなるまでの47日間を二人が交わした
メールを織り交ぜながら
彼女の素直な気持ちを書いた本。

異変を感じ、
緊急手術からわずか1ヵ月半で平田光一さんは亡くなりました。
その間、泣き言も言わず、
ただ、家族のことを心配し、
仕事のことを考え、
苦痛に堪え、
そして逝ってしまいました。

何よりも彼が奥さんに送ったメール、
奥さんが彼に送ったメールに
涙が出ました。

本を読んで泣いたのは、もしかするとこれが初めてかもしれません。

僕は平田さんのように
強く生きられるだろうか?
最後の最後まで
あきらめることなく
癌と戦い続けることができるだろうか?

そんなことを考えながら、本を閉じました。

今をしっかり生きなくては・・・そう強く感じました。

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