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す~さん

Author:す~さん
最近では本を読む時間が増え、
映画を見る時間が減少。
ブログも色々やってるのに
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海辺の小さな町   ~宮城谷 昌光~

umibeno.jpg

九州高校放送コンテストの朗読部門課題本。

いやぁ、最後まで主人公にいい感情を持てない小説は
初めてだったかもしれません。
登場する雄二という主人公が
最初から最後まで好きになれずに終わってしまいました。
何でだろう?
なんか、すごい上から目線の男だったような気がします。
だからかなぁ。

カメラ雑誌に掲載されていたので
カメラの薀蓄や撮影に関しての記述など
正直カメラにも写真にも興味がないので
まったく面白いと感じることもなかったんですよ。

ただ、文章はとてもきれいなんです。

宮城谷さんは歴史小説ではとても高名ですが、
こういう青春小説も書かれていたんですね。
意外な気もしますが…。

ビブリア古書堂の事件手帖3   ~三上 延~

bibria3.jpg

ビブリア古書堂の第3弾。

少しずつ栞子さんの母親の失踪の謎に迫りつつあるのか。

これまでの巻と違って
若干、古書をめぐる謎が
軽くなったかなぁ?という感じでした。
まぁそれでも
古書に関するうんちくは
さすが、いろいろ調べてるなぁ、と感心してしまいます。

母親の失踪の謎を解き明かすための序章といった感じの
第3弾でした。
その分、次の巻が面白くなるんじゃないかと
期待しているんですが…。

個人的には坂口夫婦のお話が
胸にグッときました。
親子が仲良くできるといいなぁ。

安全靴とワルツ   ~森 深紅~

anzengutsu.jpg

働く女子の甘~いお仕事小説かと思いきや
結構ハードなタッチで描かれていて
読み応えが有りました。

自動車メーカーで働く坂本敦子。
現場で働く彼女に本社勤務の辞令がおりる。
そこからの1年間、
様々な難関に立ち向かいながら
新車発表にこぎつけるまでを描いています。

同僚女子の二人がまた嫌味な感じで登場しますが、
それもスパイスとして
本の内容を
ただただ甘いお話で終わらせない意気込みを見たって感じでした。

恋愛話も含めるあたりが
その出会いから恋に発展するくだりが
典型的なお話の作り方って感じがして
ちょっと、個人的には×でした。
そんな部分がなくても
十分読めると思うんだけど、
恋愛絡めないとやはりハードすぎるかな。

タイトルもかわいらしい感じで表紙もかわいい。
でも内容は結構ハード。
まずまず面白かったです。


しあわせのパン   ~三島 有紀子~

happybread.jpg

1月に公開される映画「しあわせのパン」のノベライズ。

読んで、これは映画も見たいなぁ、と思った。
小説の人物と映画の役者が見事にマッチしている。
まぁ、監督とノベライズの作家が同一人物なので
それも有りなんだけど、
それにしてもマッチしすぎてます。

物語りも心が温かくなる話ばかり。
哀しい話もあるんだけど、
それでも希望が見えてくる話ばかり。

何かに傷ついても
きっと癒される日は来る。
だから
前を向いて
しっかり向いて
歩いていこう。
そんな時に
傍らに誰かがいてくれたら
なお幸せに感じられるんだろうな。

映画、見ます。

ビブリア古書堂の事件手帖2   ~三上 延~

bibria2.jpg

1巻目が面白かったのですぐに2巻目へ突入。

古書堂を辞めてしまった五浦。
新しい職場の面接試験を終えた後に、栞子と再会。
栞子の手には、太宰治の「晩年」。
二人はベンチに座り、
栞子は五浦に「晩年」の内容を語り始める・・・。
という前巻最後から
今巻は結局ビブリア古書堂に戻ってきた五浦と
退院してビブリア古書堂に戻ってきた栞子が
またまた古本を通して
その持ち主の出来事を推理していく内容。

相変わらずの二人の態度にやきもきしながらも
少しずつ前進しているような、
でも、栞子の「結婚はしない」という宣言やら飛び出して
五浦の気持ちも、休まるところがないですね。

さてさて、今回もまったく知らない古本のお話でしたが、
やはり、今回もそれぞれの古本には色んな物語が詰まっていました。
特に栞子の母親に関することも出てきて、
これから二人の間にも何らかの影響を与えるんじゃないでしょうか。
まぁ、続けば、ですけど。続きますよね。

個人的には足塚不二雄(藤子不二雄)の漫画の話が好きです。
栞子の母親の狡さ、というか、黒さといった方がいいかな、が
透けて見える話なんですけど。
その血を受け継いでいると思い込んでいる栞子との
前途はやっぱり多難なような気がしますね。
でも、まぁ、頑張れ五浦。

藤子・F・不二雄の作品は今全集が発行されています。
(ブログでも触れています)
自分も第1期はそろえましたが
なかなかそれ以降がそろえられません。
しかし、これを読んで、もう一度
第2期からそろえていこうかな、と。
やはり藤子作品は永遠ですからね~。

ビブリア古書堂の事件手帖   ~三上 延~

bibria1.jpg

ちょっと表紙がね・・・
それにメディアワークス文庫だし、
内容は、どうなんだろう?とずっと思ってた本です。
妖しげな本だったりするとなぁ、
でも古書店が舞台らしいし、
なんて思いつつ、迷っていると
2巻目も出版されたとか。
ということは
相当面白いんだろう、
読書メーターでも、かなりの人が読んでいるし・・・。

ということでようやく手にしたこの本。

もう、早くから読んどけば良かったという後悔が。
とにかく面白い。
まったく本が読めない体質の五浦と
本のことになると饒舌になる栞子の関係もさることながら
1冊の古本を巡る数々の物語が
とても面白かった。

1冊の本や、その周りのことをちょっと知るだけで
そこに隠されたものを見事に言い当てる栞子っていったい・・
新しいタイプの安楽椅子探偵ですかね?
ずっと病院にいるので
五浦の話だけで謎を解読していく様は
凄いという一言だけですが、
本から離れてしまうと途端に、おとなしい女性になってしまう
その変化にもやられます。

古本にまつわる薀蓄も凄く
ここに書かれている作品も読んでみたいという気持ちになりますね。

しかし、本は好きでも、本を読めない体質って
本好きからすると
とても耐えられないような体質なんだけど、
話が進んでいくと
五浦も本を読めるようになっていくんでしょうか?
そうなっていくといいなぁ、と思いますね。
読書が好きな人間からすると。

次は2巻目読みますよ。
退院した栞子と五浦の関係ももちろん、
どんな古本が出てきて
それにまつわるどんな話が読めるのか、楽しみですね。

ほのかなひかり   ~森 浩美~

honokanahikari.jpg

家族の物語。
悲しい話もあるけれど、
根底には家族の温かさがしっかりと描かれている
短編集でした。

家族っていればいたで、めんどくさかったり、
わずらわしかったりするものですが、
一番身近で自分の事を見てくれている
大事な存在だ、と
改めて感じ入ることができます。

この前に読んだ3作ほど
感動したーーーって気持ちにはなりませんでしたが
タイトルどおり
ほのかな温かさが
胸に染み入るようでした。

憧憬☆カトマンズ   ~宮木 あや子~

doukei.jpg

これは、面白い。
29歳の後藤ちゃんと中尾ちゃんの
女同士の友情と恋物語。
結構本音バンバン語り合う女二人が
女捨ててそうで、
でも、実はそうでもなく、
しっかり彼氏を作って仕事にも恋にも全力投球ってな感じが
読んでて、すがすがしくもあり、頼もしくもあり。

彼女の作品は「セレモニー黒真珠」しか読んでないんですけど、
ちょっとしたリンクもあり、
そちらも楽しかったですね。

チラッと出てくる
学歴社会とかへの批判(だと思うけど)が
サイコーに気持ちよかったです。


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