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す~さん

Author:す~さん
最近では本を読む時間が増え、
映画を見る時間が減少。
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爆ぜるゲームメイカー   ~木下 半太~

gamemaker.jpg

相変わらず面白いんですよ。
でも、今回は
相対する二つのグループ、
どちらにも肩入れができない…。
苦しい作品でした。

サッカーで将来を嘱望された少年が
事故で両足を失う。
自殺しようとするところを
ある男に救われる。
ある種の親しみを感じていたのに、
その男もある事件に絡み自殺に見せかけ殺される。
その復讐を心に誓う少年が取った行動は…

この少年の行動が
やはりやりすぎなところもいただけないし、
復讐の相手になったグループにも
まったく同情心がわかない。
これまでの作品なら
いいヤツでも、悪いヤツでも
共感できたり、したもんだけど、
ちょっとここに登場する人物はなぁ。

ないわ。

それでも読ませる筆力はあるんだけどね。
サッカーがらみが結局最後にしか登場しなかったのも
残念でした。

ただ、最後はひやっとする展開で
あ~木下さんだぁと
安心したんですけど。

次回作はもっと期待してますよ。

サンブンノイチ   ~木下 半太~

sanbunno1.jpg

銀行強盗を犯した男3人。
金を三分の一ずつ分けようと計画していたのだが…

いやぁ、木下さんの新作は
二転三転、いや、四転五転、いやいやもっともっと
展開が転んでいって
いったい誰が誰を騙して、騙されて、
読んでいる方も最後までわからないようにしている。
銀行強盗をして逃げ込んだキャバクラの3人と
銀行強盗をするまでの展開が
交互に描かれているので
少しずつ内容が深まりつつ
ついでに謎も深まっていく、という展開。
最後まで飽きさせない作品でした。

そして最後も本当にこの3人の男は逃げ切れるのか、
余韻を持たせ、
読む者にその語を推測させる展開で終わっていて、
なんか、もやもやさせながらも
自分の好きなように終わらせることができるのは
良かったかな。
ぜひ、3人には生き延びてほしいところだけど、
どうなんだろうね。

アヒルキラー   ~木下 半太~

duckkiller.jpg

木下さんの新作。
グロさは相変わらず。
でも、これがないとね。
木下作品じゃないような気がする。

現在の連続殺人犯(アヒルキラー)と
50年前の連続殺人犯(家鴨魔人)は
殺人現場にアヒルの置物を置くという点で酷似していた。
そしてその背景には
とある因縁があった。

二転三転しながら
物語は進み、
最後まで飽きさせることなく
読ませてしまう。
結構ハードなんだけど、
あまり凄惨さがないのは
コメディタッチのせいか。
これがあるからこその木下作品だなぁ、と。

50年前の事件と現在の事件がどう絡んでいくのか、
最後までなかなかつかめなかったけれど、
最後はえっ、そうだったんだ…と絶句。
まさかの展開に結構驚嘆しながら
しかし、なるほどと納得させるだけの
展開はお見事です。

次は木下半田作・演出の舞台作品を8月に見ます。
こちらも面白いだろう。
楽しみです。

悪夢のクローゼット   ~木下 半太~

closet.jpg

木下半太さん、最新作。

いやぁ、悪夢シリーズ、やっぱり面白いです。
今回も、ハチャメチャな設定とどんでん返しで
最後まで息つく暇も与えないほど、
一気に読ませる作品でした。

主人公は高校野球準優勝投手。
憧れの先生の家で、初体験を、というところで
思わぬ事件が。

クローゼットに隠れ、
事の成り行きを見守っている彼に、悪夢が襲い掛かる・・・。

悪夢のエレベーターなどにも登場した
マッキーが名前だけ登場。
彼(彼女?)の登場する作品がまた読みたいですね。

後、悪夢の観覧車の事件も会話に出てきたり、
他の作品とのリンクも楽しかったです。

場面は寝室とリビングとクローゼット。
ほぼ密室に近いんで
「悪夢のエレベーター」のように舞台化してほしい。
絶対に面白くなる、と思うんだけどな。

六本木ヒルズの天使   ~木下 半太~

roppongihills.jpg

「東京バッティングセンター」に登場した
吸血鬼が、殺されてモンスターに成り果てた人々の復讐を手助けする。

短編集ですが、
それぞれの短編に登場した人物が
他の短編にも登場したり
少しだけ時間が重なっていたり、
そういうところも楽しめました。

河童になってしまった7歳の男の子の話が
ちょっと哀しかったですね。

これまでの木下さんの作品同様
少しばかりのヴァイオレンスはあるけれど、
比較的読みやすいかな。
まぁ、スプラッタ系が苦手な人は
ちょっと避けた方がいいかもしれませんが・・・。

これで続編はないのかな。
でもまたこの吸血鬼コンビに活躍してもらいたいですね。

あっ、前作で出てきた雪女はどうしたんでしたっけ??

オーシティー   ~木下 半太~

ocity.jpg

最近妙に忙しくて本が読めなかったりもするんですけど、
木下さんの最新作ということで
期待に胸膨らませながら・・・

のっけから
あぁ・・・・男にしか分からない痛み・・・
そんな話題からだったので
これは最後までこの路線だろう・・・という覚悟の上で読みました。
まぁ、最後まで読んで
その勘はあたりだったわけですが、
そこまで嫌悪感はなかった。
あまりのハイスピードのそんなものを感じる暇もなかったという
感じでしたね。

昔大阪市と呼ばれていたオーシティーを舞台に
ある男の耳を巡り、
絵本探偵、
死神と恐れられる警官、
逃がし屋と呼ばれる男、
その娘の盲目の少女
夫婦の殺し屋
ロシア人のクォーターの屈強な男
その姉でオーシティーの花街を統べる女
中国人密入国女性            が暴れまくる。

相変わらすのハチャメチャ振りに
読んでて楽しくなる。
みんな超人過ぎて現実感がないのがいいのかも。
これにリアリティがあったら
ただただ恐ろしい、気分も悪くなる作品だろうけど、
木下さんの作品は
ある意味、リアリティが少ない分、
最初っからエンタメ作品として読むことができる。
だからえげつないシーンでもそこまで嫌悪感を起こさないのかもな。

「恐怖のエレベーター」から呼んでますが、
楽しませるということが底にある作品群なので
これからも楽しみです・・・。

しかし、夫婦の殺し屋に殺されたはずの愛染は
いったい誰だったんだろう?


悪夢の商店街   ~木下 半太~

shoutengai.jpg

悪夢シリーズの新作。
前作の『純喫茶探偵は死体がお好き』が
ちょっとグロ入ってたり、
死人が多すぎたり、とちょっと引き気味だったので
(面白いことは面白いんだけどね。)
今回もちょっとドキドキしながらの読書でしたけど・・・。

悪夢シリーズの中では
ほとんど死人の出ない作品で、
安心して読めました。
最後は、このシリーズには珍しい(?)ハッピーエンドっぽい
終わり方だったし、
何となく明るくなる感じで終わったのもよかったです。

物語は
結婚詐欺師と、天才ペテン師と魔法使いと呼ばれる詐欺師と
ヤクザがあるものを巡って
騙し、騙されながら頭脳戦を・・・・いや、肉体戦だったりもするんだけど
繰り広げる。
最終的には・・・という話。

結構面白かったです。
登場する5歳の象(!)くんが
妙に大人びていて、かわいらしかったです。

何よりも死人がほぼ出ないし、血もそんなに出ないし、
スッキリ読めますよ。

純喫茶探偵は死体がお好き   ~木下 半太~

jyun.jpg

やっぱり木下半太の作品だ。
ジェットコースター並みに展開が速く、
人が次々と死んでいく。
面白いくらいに。

いきなり主人公が死んでしまうなんて、と思わせといて
実は・・。

よく考えたら
そんな展開も彼らしいじゃん。
悪く言えばワンパターン。
よく言えば、これが木下流?

息をもつかせぬほどのスピードで
話が展開していく。
そのハチャメチャぶりもドタバタ過ぎる展開も
読んでいて嫌じゃないから不思議だ。
嫌悪感が出てもおかしくないんだけど、
彼の作品では、それがない。
次へ次へと進みたくなるから本当に不思議。

でもこれはこれで終わりって展開じゃないので
ぜひ続きを読みたい。
『悪夢』シリーズの登場人物で
数巻出たように
こちらの作品もシリーズ化して
ぜひ、あの二人を鬼と戦わせ続けてほしいなぁ。

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